TVゲームの功罪
ゲーム好きな知人がNintendoSwitchのスマブラは買わない決意をした。
彼曰く、これを買ってしまうと時間が吸い取られてしまうことが目に見えているからとのこと。
うん。まあわかる。
私が大学入学を境にゲームに手をつけなくなったのも同じような理由だからね。
でもね。
ゲームって学べることもあると思うんだ。
あれは中学のころだっただろうか。PS2のF1のゲームにはまった。もうその言葉のとおり徹底的にはまってしまっていて、トイレ以外では席を立たないほどで。
で、じゃあゲーム内で何をしているのかというと、とにかく徹底的にパラメータをいじりまくってひたすら試走を繰り返す。フロントのキャンバー角をあと2度内側に傾けたらカーブ時の車体の挙動がどう変わるかとか、タイムが0.2秒縮んだだとかそういうことをひたすら。誰と競い合うわけでもなく昨日の自分のタイムを越えるために。
ふと考えると、いまやっているエンジニアの仕事ってやってることそっくりそのままなんじゃないかと思ったりする。パラメータを僅かに振って結果を確認して考察する。
まんまやん。
今思うと現在の仕事の原体験はあのころの無駄な努力だったんじゃないかな。知らんけど。
だからまあ、また何かゲーム再開したいなと思ったという話。